扇子(せんす)扇(おうぎ)のこころ

扇子(せんす)扇(おうぎ)の成り立ちから 種類、作り方、使い方等、幅広くご紹介致します。 『和』のこころのお役に立ちますように…。

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扇子(せんす)扇(おうぎ)の用途20


写真は京都くろちく◆ 扇子 ◆

盆の代用として(贈答時)

扇子に金封をのせてさしだすこともある。

このとき要を手前にして、金封をのせ、
相手の膝前に要がむくように、転回してさしだす。

これは本来盆にのせてさしだすところを
扇子で代用するという意味をもつ。
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扇子(せんす)扇(おうぎ)の歴史


写真は舞扇子(白竹ぼかし橙)

扇子とうちわでは、うちわの方が遙かに成立が早く、
紀元前の中国で用いられたという記録がある。
また、古代エジプトの壁画にも、
王の脇に巨大な羽根うちわを掲げた従者が侍っている図がある。

このようにうちわは文明発祥時から存在する古い物であり、
日本へは7世紀頃に伝来したが、
うちわを折り畳んで携帯に便利な扇子にするというアイデアは、
ずっと時代が下り、8世紀頃の日本で発明された。

扇子の着想は、一説には、木簡を束ねて一端に穴を開け、
紐などで繋いだ物が起源であるとされる。

平安時代頃から、扇子(扇)はあおぐという役割だけでなく、
儀礼や贈答、コミュニケーションの道具としても用いられた。

具体的には和歌を書いて贈ったり、花を載せて贈ったりしたことが、
源氏物語など、多くの文学作品や歴史書に書かれている。


武士階級では刀と同じ物と解釈され尊ばれた。

大陸には北宋の時代に輸出された。


日本で発明された扇子は、コンパクトに折り畳めるという利点が高く評価され、
大航海時代には中国を経由して西洋にまで輸出されて独自の発展を遂げ、
17世紀のパリには扇を扱う店が150軒を数えるほど、
上流階級の女性のコミュニケーションの道具として大流行した。

ヨーロッパで発展したものには、羽根扇やレースを編みこんだ洋扇などがある。

エジソンが、白熱電球のフィラメントに竹製の扇子の骨を使って成功した
という有名な話がある。
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